「レザー×布×ハンドメイド」というコンセプトについて
今回は、私たちの商品の特徴でもある「レザー×布×ハンドメイド」というキーコンセプトを思いついたきっかけについて書きたいと思います。
(ウガンダでレザーに行きつくまでの経緯は以下をご参照)
レザーを手に入れるまで Part1 - Sanyu(サニュ) ~ウガンダで手作りレザークラフトを創る~
レザーを手に入れるまで Part2 - Sanyu(サニュ) ~ウガンダで手作りレザークラフトを創る~
レザーを手に入れるまで Part3 - Sanyu(サニュ) ~ウガンダで手作りレザークラフトを創る~
レザーを手に入れるまで Part4 - Sanyu(サニュ) ~ウガンダで手作りレザークラフトを創る~
レザーを手に入れるまで Part5 - Sanyu(サニュ) ~ウガンダで手作りレザークラフトを創る~
「レザーの仕入場所」と「モノづくりを学べる場所」をそれぞれ発見したのが、4月中旬ごろ。
実はこのころから「レザー×布×ハンドメイド」というキーワードについては自分の中で持っていました。
「レザー」については言わずもがな。
活動のスタートはレザーとの出会いから始まっていますので、一番大事な素材。
次に「ハンドメイド」について。
これは消去法というか、やむなくそうしたという経緯があります。
実は、レザーでのモノづくりは、専用のミシンを使って行うこともできます。
しかし、僕はそれを選択しませんでした。
それはなぜかというと・・・。
「ミシンを買うお金がないから・・・!」
「たとえミシンを買っても、使い方を知らないから・・・!」
という、何とも悲しい理由。。
その結果、「じゃあ全部手作り(=ハンドメイド)でやるっきゃねぇねな!」と覚悟を決めることにしたのです。
そして、最後に「布」。
アフリカの布ってどんな感じかと言うと。
こんな感じで、何とも特徴的。
日本ではなかなか見ない柄だと思います。
この布たちを見たときから、「これはおもしろいなー」と感じていました。
ウガンダに来たばかりのころはとにかくアンテナを高くするよう心がけ、
何かいい素材はないかと常に考えていて、「布」には目をつけていたのです。
さて、コンセプトは出そろいました。
しかし、問題は「このコンセプト、うまくいくのだろうか」というところです。
前例はない方がいいのかもしれないけれど(パイオニアになるためには)、
でもやっぱり前例があってもそれはそれで助かるなというのも本音。
なんてったって、モノづくりは「胸を張れるド素人!」
ネットで調べてみると、似たようなコンセプトのブランドがなんと隣国ルワンダにあることがわかりました。
そのブランドの名前は「mille collins」。
欧米人が創業者のこの会社。
ケニアから牛皮を運んできて、ルワンダでモノづくりをしていて、「レザー×布×ハンドメイド」というのがばっちし一致する。
よし、似たようなことをしているブランドは見つかった。しかも、隣の国ルワンダで。
次は、、、そう!
「思い立ったらすぐ行動!!」
ルワンダに行ってきました。
ルワンダエアーに乗り、わずか1時間弱すると・・・
ルワンダ!!
「千の丘の国」と呼ばれていることもあって、山また山という国。
そして、突撃しましたmille collins。
とってもおしゃれな店内。
しかも、ルワンダでも随一のショッピングモールの中に入店しています。
肝心の商品はというと・・・(以下、HPより抜粋)
こんな感じで、まさに「レザー×布×ハンドメイド」な商品たち。
しかもこのブランドはルワンダだけではなく、ケニアにもお店があるみたい。ネットショップも充実している。
「自分の考えたコンセプトで、うまくいってるところがある!」
ということを知った僕は、いよいよ「レザー×布×ハンドメイド」というコンセプトでいってみようと決意します。
しかし、それは「モノづくり」という高い高い壁との戦いを決めたことでもあったのでした。
(モノづくりのお話はまた今度・・・)